鳥取万年筆博士

 朝起きたら雨降りでしばらくうだうだしていた。そしたら、連絡が来て、ブログの記事について、お叱りを受けた。っつーか、馬鹿じゃね?と馬鹿にされますた。一言もないです。何かと申しますと。次の岡部幸雄騎手をめぐる3月10日のエントリーです。もう記憶ずぶずぶじゃないとか、まだらボケだとかさんざんなゆわれようでした。ケアレスミスですよ。もちろん、ハイセイコートウショウボーイ。ついでに名人=武父だというご指摘もありましたが、まあそれはそうですが、加賀もそう言ってもイイジャンかということで。

 もう一つ例をあげると加賀武見も、名人とゆわれたし、一つだけ印象深い例をあげれば、ダービーで本命ハイセーコートウショウボーイをクライムカイザーで打ち破ったときなんかも、邪悪なイメージのクライムカイザーといっしょに歌舞伎まくっていて、萌え萌えだった。クライムカイザーという名前もかっこいいよね。実に。

 ついでに、この前の掃除で出てきた福永洋一のビデオを見ました。トウショウボーイがクライムカイザーに負けたダービーほかが映し出されました。杉本アナ一世一代のトホホ「テンポイント、鞭などいらぬ」@菊花賞も見ることができました。しかし、一番笑ったのはやっぱエリモジョージ春の天皇賞。どろどろだったとまだらぼけなりに記憶してるけど。すごいよね。3200メートル逃げ切ったんだもの。信じられない。プリティキャストの大逃げは、どっちかというと「あらら」に近いわけだけど、こっちはセメントファイトに近いからね。
 で、ここからが本題ですが、昨日のエントリーに加齢御飯さんが、コメントを下さいました。鳥取万年筆博士すばらしいですね。頑固者職人というのは、私のツボでもありますけど、それだけではなく、ハンズとかできちんとアピールもしていて、知る人ぞ知るなものになっているところが、すごいと思います。一本10万円当たり前の世界のようです。

 「鳥取万年筆博士」にはホームページがあります。頑固な職人さんがオーダーメイドでその人にあった万年筆を手作りしています。大変な評判をよんでいて、注文してから出来上がるまで1年以上がかかります。

 http://www.fp-hakase.com/

 鳥取は小さな県ですが、他に誇るべき「オンリーワン」の優れものがたくさんあるところです。私はわが故郷を誇りに思っています。

 鳥取は何度となく行ったのですが、納得できる気がします。こうした「オンリーワン」の職人性を踏まえつつ、かつ有名知事の存在を念頭におきつつ、さらにはヴェブレンの制作本能論、職人性論なども踏まえつつ、地方の市民性などにクリティカルな視点を堅持されていることには、改めて表敬したい気持ちです。欲しいけど、万年筆は実は研究費で買えないもののひとつなんですよね。前の大学で、知らずにモンブランの万年筆を会計にまわしたら、「原稿執筆用ですか?」ときかれた。「そうですけど」と答えると、もにょもにょ。なんやねんと思ったら、ダメみたいなんだな。勝新太郎兵隊やくざ」のビデオほかは研究資料で通るし、実際そういうものとして使ったわけだけど、原稿執筆はダメらしいことをその当時理解した。聞いたら原稿用紙もダメらしい。
 しかし、今買ってもほとんど使わないだろうなぁ。筆記用具としては、三菱パワータンクに及ぶものはないと思っているし。だって、つるつるの紙でも、天井に貼った紙にでも書けるわけなんだよね。万年筆何本かもってますが、みんなインク固まっちゃってるし。今日はリチャホである。楽しみです。