遅ればせながらOCR

 卒論の整理に困っていると言いましたら、id:june_tさんよりスキャナーでPDF化する方法を習いました。え!そんな方法があるの?とか思って調べていたら、すごい便利であることに気づきました。リアル書類=学会ペーパー、レジュメ、抜き刷りなどの保存に困っていたので、「攻毅機動隊1st Gig」ラストの笑い男が書庫にいるシーンを思い出し、クックックと笑いがこみ上げてき、これはリアル空間整理できない私にはものすごい朗報と妄想が膨らみはじめ、気分超絶ウキウキでテンパってしまい、スゲー便利なモンがあるんだよと知り合いにおー自慢したら、「それはOCRというの。もはや常識」とものスゲー馬鹿にされマスタ。とほほ。
 なんの機種がいいのかなぁと思っておりましたら、ジャストシステムのショップから見透かしたように、「一発!OCR Pro3 for 一太郎」の広告が来ました。「PIXUS MP790セット」のソフト+ハードで五万チョイ。これを買えば、ハードコピーをPDF化するだけじゃなく、レジュメその他を一太郎文書にして保存できる。ソーターがついているから、連続作業オッケー。しかも「実験しますた」っつーから、まあどの機種選んでいいかわからないし、これ買っておくかなぁってカンジがしています。
 卒論については、電子文書で出してもらえばすむことにも気づく。つまり電子文書で渡すとパクリが問題になる。ところが、ジャーーーン私はPDFファイルクリエイターをもっていたのである。これで設定をきつくすればいい。じゃないとコピペする椰子がいるからね。範囲指定とかできないようにしていても、けっこう多くの者は ctrlキーを使ってコマンドするとペーストできることを私は知っている。と同時に設定によってはプリントアウトすらできないことも知っている。なにせプリントアウトされちゃうとまたまたOCRってことになるし。とまあ、いろいろ希望が見えてきたのでした。
 行政資料なども電子文書化されていることが多い。今度の卒論で、メディアの自主規制について調べた人がいて、条例などの一次資料にあたったということを評価しようとしたら、「電子文書は一次資料ですかね」と注文がついた。もちろん議論して認めていただいたが、こういう時代なのでもう一度資料の学問的評価についてもキチッとしておかないといけないなぁと思った。試験の持ち込みも「自筆ノートのみ可」とかゆっているけど、ブック型パソコンでノートとるようになったらどうなるかとか、「まるで手書きノートのように変換」「ギャル文字、丸文字自由自在」とかみたいな、自筆文書コンバーターとかできるようになるのかもしれないし。この前の将棋の話もそうだけど、こういうツールを使用した上での学問のあり方というのも、あらためて見直される必要があるなぁと話していたら、さらにまた馬鹿にされマスタ。
 蕎麦屋産経新聞を読んでいたら、テレビ欄に「下衆対爆弾」とあった。きょうのりちゃほはなにをやらかすというんだろうか。