えびめし

 最近えびめしに関するアクセスが多い。レシピなどというものもある。調べてみたら、けっこう話題になっている。岡山の食い物で、ソースカツ丼はけっこう有名で、NHKテレビなどでも放映された。しかし、えびめしはソースカツとはだいぶ違う。なぜかというと、ソースカツ丼はたぶん岡山の老舗野村などからはじまり、市内各所にあるわけだ。全国的にもわりに知られていると思う。Exitさんという人が、カツ丼のサイトまでつくっている。写真入りで楽しいものがある。ご飯の上にキャベツを敷き、カツをのせて、ドミグラスをぶっかけたものである。*1これに対し、えびめしはインデイラという洋食屋にしかないものである。最近はえびめしやというのができたみたいだと思っていたら、インデイラがぱすたとかいろんなバリエーションをつけインデイラグループとなり、郊外型店舗を展開したのがえびめしやということみたい。「地方のファミレス」を自認しているようだ。私がよく行った津島モール近くの店はもうないみたい。今回ググったら、エビ飯の発祥は違うらしい。その辺をモロ書いたサイトがあり、レシピも載っているので引用しておく。

 えびめしは元々東京渋谷にある老舗カレー店のメニューのひとつ。だが渋谷名物となることはなく、なぜか岡山で受け入れられた。その立て役者が「えびめしや」。現在市内を中心に7店舗の店があるが、直営店の「えびめしや万成店」で、作り方を見せてもらった。/まずはフライパンにマーガリンを入れて熱し、玉ねぎとマッシュルーム、えびを加えていため、ごはんを入れて塩・胡椒、最後にえびめしソースをからめる。火加減はかなり強め、時折、大きな炎があがる。えびめしやが作り出したオムえびめし。添えられたコールスローサラダの酸味が、えびめしによく合う/できあがったえびめしは、ごげ茶色のチャーハンといった感じ。味の決め手となるえびめしソースを舐めてみると、ウースターソースの中にケチャップ味がひそみ、ぴりぴりっとくる辛さがある。かなり刺激的な味だ。「ですが、できあがりは違うんですよ。できたてを食べてみてください」と店長さん。/スプーンですくうとお米がはらりっとしている。噛むと、辛さよりも甘みが感じられ、わずかにピリッと香辛料が香る程度。ごはんがかためなので、きゅっきゅっと噛みごたえがあり、甘みや辛さが口の中いっぱいに広がっていく。ソースを舐めたとき予想していたような濃厚さはなく、食べやすい味付けだ。
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/season/sea04091001.htm

 旅行サイトで、「食の方言」と名づけられている。(・∀・)イイ!!。しかし、もともと渋谷だとは思わなかった。少しびっくり。「きゅっきゅっとした噛みごたえ」というのは最大の特徴だと思う。なんだソースチャーハンかというかもしれないけど、なかなか素人ではできないと思う。べたっとしていない。ちょっとぴりっとくる。カレー味とは思わなかった。なぜバターじゃないかは不明。*2最近はバターのほうが健康にいいと、医学的にも言われているらしいし。コールスローもここの名物だったなぁ。ハンバーグとフライのランチなんかも、千切りキャベツじゃなく、コールスローだった。生キャベツ+スパゲッティという富士ランチみたいなほうが私は好きだが、今となっては懐かしい。今はバリエーションもあり「おむえびそば」などもあるらしい。
 きょうはさんまちゃんの番組だが、えびめしを発見してうきうきし、大学で調子にのって書きすぎた。家のパソコンだと、重すぎでまともにスクロールしないだろう。明日のエントリーで書くしかないかなぁ・・・。

*1:ご飯の上にキャベツを敷き、ウスターソースに浸した薄手のトンカツ三枚のったみたいなものも、別の地方にあるが、岡山のはドミソース。

*2:前にも書いたが、岡山の人はマーガリンが好きなのか?木村屋のマーガリンロールというのは、根強い人気だもんね。バターロールもあるんだよ。でもマーガリンロールもあるわけだよね。