湯原昌幸「冬桜」をめぐって

 昨日北野タレント名鑑をみていたら、湯原昌幸が出ていて、顔出し&30秒プレゼンをしていた。「雨のバラード」がヒットしてもう30年以上なのかと思うとびっくりするし、もう大御所という部類の湯原が、ノーギャラ顔出しなしに出ていて、大御所っぽくないのは、なかなか面白かった。湯原と言えば、私にとっては「噂のチャンネル」であり、ザ・デストロイヤーに四の字固めをかけられて面白かったのは、ナハナハ銀座ナウなせんだより湯原だったかもしれない。つまりは、スマッシュヒットの一流歌手が、ゴッドねーちゃんの和田アキ子にはたかれ、デスにプロレス技をかけられ、逆に和田アキ子を犬だとかなんかで、泣かしたりと、完璧バラエティにはまっていて、夜のヒットスタジオのコントで布施明なんかがギャグをやっていたのともちがう新境地を拓いていたとも言えるように思う。中三くらいから、神経症の徴候があり、つらい思いをすることもしばしばだった中学高校時代に、この番組は明るい気持にさせてくれる貴重な番組だった。
 で、久々に湯原をみたのだが、老け込んだということはなく、冬桜のヒットもあり、ますます元気というカンジだった。一度聞いていいなあと思っていたのだが、有線音楽優秀賞をもらっていたということは、昨日はじめて知った。ググってみたら、オリコン.'05.1.5付 ”総合順位”50位になったらしい。こういう歌は何年か目でさらにブレイクする可能性はあるだろうし、大プッシュでタレント名鑑に出たのかもしれないなぁ、などとも思った。ホムペをみていたら、「ゼティマ」が名前を変えて、新レーベル「ライス・ミュージック」が発足したんだと。「新しい大人の歌」を積極的に創造する、新レコード会社なんですと。で、湯原昌幸堀内孝雄高山厳杉田二郎ばんばひろふみ因幡晃他が所属。なんかわかるっていうか、こあスナッキーな、つまりは「しみるなぁ〜」系でありつつも、怒演歌ってわけでもなく、むしろフォーク、ニューミュージック系のラインナップですね。まあしかし、(・∀・)イイ!!曲でもなかなかこういうのがバリアフルでアクセスしにくいんだよね。前にテレビで森進一が長渕剛の曲を歌っていて、かなり(・∀・)イイ!!と思って買いに行ったけど、ないんだもん。もうひとつの「地上の☆」はいくらでもころがっているはずなのに。
 しかし、湯原が、クリスマスディナーショーで、せんだみつおと共演していることをホームページではじめて知った。昨日の北野タレント名鑑でも、「親友のせんだみつお」に言及していた。事件以来、せんだはほぼテレビから姿を消している。これを見て、前に内田裕也とたけしが対談しているときに、内田裕也が真顔な眼力で「たけしさん、やすしさんどうにかなりませんかね」と呻くように言っていたのを思い出した。同じくらい湯原はかっこよかったと思った。少年犯罪などに絡める気はさらさらないが、「赦し」は私の重要な主題なのだ。そして、勝村政信が、「元気が出るテレビ」に出ることになってたけしにあったときに、「悪いようにしないから」と言ったことなども思い出していた。
 しかし、うっかりあびる優と書くと、ものすごいアクセス(書き直しの時点で150アクセスくらい)になることを今日改めて痛感している。ついでに言えば、あびる優は、私的には山田まりあ以上に面白いことになりそうな人であったのだ。が、まあ、どーしようもなくなったら、東映Vシネマで圧倒的な存在感出せそうな気はするんだよね。まだ女賭博師氏んでもらいますとかやるには若すぎるよね。いくらなんでも。