鬼ヘンな二期生回想:箱根合宿の巻

 昨日二期生のkagimortarさん(ブログ:http://emud.exblog.jp/)からコメントをいただきました。クラブや野外でのレイブにゴアゴアトランスしまくり、卒論もそんなこんなで書いた椰子です。まあ、私が教えた学生のなかでもトップクラスの才人でありながら、根性なしという面でもトップクラスで、たしか今は世田谷界隈でへなちょこに生きているはずです。ブログをはじめたということで、宣伝してありますた。テクノで卒論を書いたことなどがブログに書いてあります。かなり悪い卒論みたいに書いておりますが、この方のテクノや洋楽の知識は、『サブカルチャー社会学』を書く上で貴重な資料となり、名前をあげ謝辞が本のあとがきに書いてございます。ブログを読むと、なんからしくない気もして、時の流れを感じます。
 二期生というのは、ほんとうにトンデモナイ連中の集まりで、ブログでも「焼き肉鮫島クンの巻」「西荻の帝王ゲッシーの巻」「西日本支部しまなみ街道旅行の巻」ほか、いろいろ言及して参りましたが、この椰子の名前をみて思い出したのは、鬼の箱根合宿の巻であります。二期生の怪人たちと私は、箱根に調査票づくりに行きました。当時は一つの調査票をゼミ全体で一つつくっていました。ただ、なにかを下敷きにしたりせず、フェイスシートから、2泊3日かかって全部つくり、なかなかのものに仕上がった記憶はあります。1日目のメシの時いっしょになったどっかから来た男性グループはなんともにんともであり、「いっしょに飲みませんか」などと夜に誘われたらしいのですが、スルーしたみたいでした。
 が、2日目にグッドルッキングガイズが来ちゃったわけですよ。で、遠巻きにしながらも、もうぎゃあぎゃあ大騒ぎ。夜に温泉に入りに逝ったグッドルッキングガイズ。こっちはかたちなりにコンパをして、一休みのところ。そしたらさ、「偵察逝ってくんない。私たちが見に行くわけにいかないから」っつーわけですよ。思わず「はぁ〜?」@もりやまつる風でっしゃろ。しかし、シュタッと気をとりなおし、「アフォ、なにを見てこいっつーんだよ」とピシャッと一言、のはずが、「つまんないシモネタ言ってないで、ちゃんと顔を見てらっしゃい」と言われ、「キャいーん、らっぢゃあー」とみに逝かされますた。でまあ、しっかり見てきて報告。「なかなかビターなグッドルッキングガイズですわ」と忠犬ハチ公のように報告。よっしゃぁということで、晩飯後学生たちの部屋でそのグループとの交歓飲み会がはじまりますた。なかなか楽しそうに盛り上がっているのが聞こえました。
 私は疲れたので、別室(教師用と言うことでなかなかのVIP仕様)でごろごろうたた寝。うとうとしていたら、ノックをする音が聞こえる。そしたら、「こんちわー」と、グッドルッキングガイの1人が入ってきた。「なにさ?」と私が起きあがると、そのあんちゃんは「ぎゃあああああ」と出ていきました。「え?」と思っていたら、うちの学生と、グッドルッキングガイズ全員がうちの部屋に来て、事情がわかった。「あっちの部屋にゼミ位置の美人がいる」とか言われて、のぞきに来たワケね。そしたら、頭の毛を逆立てたナンシー関というか、ドンキングみたいなのが、「なによ〜」でぶっ飛んだみたい。まあそれだけのことだけど、斥候の巻としてしばらく語り継がれたのでありました。
 学生結婚して、ガキ産んで、四年ゼミにガキ連れてきたのもいますね。うちの研究室のソファーでオシメかえたりしていたけど、このガキが臭いうんこをするんだよね。で、部屋もすごく臭くなる。この椰子らがいればいいけど、帰ったあと偉い先生とか来ると、もうあああああ・・・と言うかんじですたよ。卒業間際は、呼び捨てため口の勢いであり、大騒ぎでした。そういう連中でも、時がたつと会うこともなくなるし、まあそれでいいのだと思っています。
 あと「考える人」ですが、細山君なかなか走っていて、あいかわらずのアーノルド坊や系のネタでイチビリかましハマタにため口。ハマタ「ため口言うな!」。なぜかまいまい大ブレーク。言及されまくり、出てくると小窓にグラビアなどが表示。ハマタ「はい、まいまい(はあと」。マツモト「まいまい言うな、いい歳こいて」。ワハハハ。かなり面白い。