学年末試験打ち上げ

 昨日は学年末試験も卒論面接も一通り終わったということで、四年ゼミのコンパですた。どこかでということでしたが、けっきょくいつもの通りお好み焼きのまりや@吉祥寺で行いました。6時からですが、集合は五月雨式。先に来たやつから食い始め、当たり前のように9時をまわり来るやつもいて、揃ったのは10時半。でもって、結局11時過ぎまでいるというなんともお店の方たちには申し訳ない展開。でもって1人頭2000円チョイなんだから、安いし、時間の融通は利くし、しかもめちゃめちゃ美味しいし、他でやる気がおきません。まあ夏は冷房がないわけですし、しかも鉄板があるわけですし、ちょっとした我慢比べではあるのですが、汗だくで生ビールっていうのも、ちょっとした夕涼み、ビアホールっぽくていいというひともいます。みんな晴れ晴れとして、進路への不安と期待などを交え、いろいろ言っておりましたが、一年勤めた昨日の連中と比べて、甘さも目立ちますし、勝手なこと言っていやがるとも思いましたが、元々の素地はこちらの方が真摯で、卒論などもしっかりやり、まあちょっとスケールは小さいかもしれませんが、それは昨日の椰子らがトンでもねえ椰子らだったというだけで、今の四年生もよい仕事をしそうな人たちだと思われます。
 この学年は地方出身者が半数くらいいて、全員東京近辺という昨日の人たちとの対比というのも面白いものがあります。東京近辺の椰子らは、打算的なことやなにかを言うにしても、真剣な人生計画を言うにしても、なんか妙にクールなところがあり、それと比べるとなにかにつけ、違いが目立ちます。東京に戻ったばかりの頃は、こういう雰囲気のほうにより近しいものを感じましたが、最近はまたちょっと変わってきて、双方が等距離くらいにはなってきました。そしてかつ、距離は遠くなりつつあります。けっこうこちらが楽しく話しているときに、ああ気を遣ってもらっているなぁと思うことが多く、そろそろコンパなんかも、一次会でサクッと帰るようにしようと思い始めています。
 などと言いつつも、この日は当たり前のように二次会。遠方の椰子らは帰れなくなっていて、オールorまんきつモードだということで、妙な盛り上がり方をしていますた。北の家族と同じビルの華のなんちゃらとかゆう居酒屋で、それからひつこく話していて、気づいたら3時。ウゼー、帰ろうかと思ったら、さらに妙にテンションが高まり、みんなカラオケに行くらしく、しかたなくついていって、結局おひらきは5時半ですた。まあ十年くらい前までは、オール+牛シャケ定食@吉野や、または朝マックッテことも、何回かはありましたが、最近は体力も衰え、ありえねー展開に疲れはてマスタ。おごらされる金額もバカになりませんが、やはり貴重な話を聞き、それに対する級友のコメントを聞きという機会はメッタになく、情報提供料と思って諦めています。存在証明のようにして、イケメン、エリート、キャリア、ブランド職場、ブランド職業、等身大の自己実現などを必死に言っているようにも聞こえましたが、それは私のものを見る枠組が古くさいせいかなぁとも思い始めたというところでしょうか。
 家に帰ってみると、みんな無事帰宅したことをキチッとメイルで入れてくれていて、ホッとして一応の管理責任も果たしてから、寝ました。こういう連絡(いわゆる「ほうれん草」)をキチッとできる人々として卒業してゆかれることは、ゼミの担当者としてうれしく思いました。昼まで寝てしまいましたが、まだ妙に疲れています。採点を一校すませ、投函。2校目にかかっています。いわゆる閻魔帳をしっかりつくってあるので、比較的採点は楽です。裏返せば、高い点に関しては、けっこう平常点重視なんですよねぇ。へへ。