推薦状−−英語を書く

 今日は七時半頃起床。最近疲れ気味だし、もう一回逝っちゃえと東急インで朝食バイキング。ジアスターゼと滋養たっぷりのとろろをたっぷり食べ、納豆で血液をさらさら、しかしやっぱベーコン食い過ぎた。となりで喰っていたあんちゃんが、親のかたきのように、ものスゲェ喰い方していた。まあ千と千尋調というか、狂った豚のようにガフガフ喰うているアテクシがゆえた義理じゃないし、アテクシと異なり上品に食べてるけど、喰う量がスゴイ。一品につき、皿一杯は喰っている。でもって、日本そばを五杯くらい食べていた。驚嘆しつつ、講義のプリントをチェキし、社会学史の講義へ向かう。今日はデュルケム前半。『クロニクル社会学』の桜井洋氏のテキストチョイスと整理により、主要著作をピックアップ。『社会学に何ができるか』の奥村隆氏の「同じだからまとまる」から「違うからまとまる」へというこなれた説明語句と、ゴフマンを射程に入れた儀式/儀礼論的な宗教論解釈により理解のための主題提示を行い、大村英昭氏の不安のアノミー論により提示された主題をさらに噛み砕き、中島道夫氏と今は鍼灸師になっちまったまぼろしのデュルケム研究者の津田真人氏の集合表象論によりコクをつけたみたいなかたちで、講義しました。津田氏の欲望論は、公刊されてしかるべき内容のものだと今でも思っております。しかし、国立大学の助手から鍼灸師になったのは、彼しかいないんじゃないだろうか。自然堂というのが、彼のスペースです。
 講義のかえりに、北田暁大氏の新著と、阪大でやった学会のシンポを公刊したかたちの社会運動論の最新作を購入。帰って読もうと思ったら、そうだ、推薦状を書かないとと思い出す。ヨーロッパに行く卒業生のタメのもの。前に別の椰子に書いてやったら、スペルミスしていたこともあるし、さらには、な、なんと『社会学評論』の英文アブストラクトすぺるみすしたというぶっ飛んだ経験の持ち主としては、いささか不安で、同じところ応募してとおった人の推薦状借りて添付で送れと言っておいたんですが、送ってきたのがスペルミスとかしている非道いやつで、しかもなんか文章もあっちゃいったり、こっちゃいったりで、こんなんでも通るンだなぁと安心しつつも、やっぱ不安になり、結局ハンドブック片手に、書くことに。こういうのってさ、定型文をものすごくたくさん用意してあって、ワンタッチ検索、コピペでいっちょあがりみたいな、サイトやソフトはねぇのかなって思った。たぶんあるんだろうけど、学問系のが欲しいわな。手紙だけじゃなく、論文とかあったらもっといいか。アテクシのようなへタレでも、英語論文書けちゃうかも。そういうのを使いこなせるくらいの作文力はあると信じたい。外国で学位をとったある友人からきいたんだけど、普通の人の場合は、手近ないろんな論文から、使えそうな表現とかカードに書きまくって、つなぎ合わせるようなかたちで書いてゆくっ話。それきいて、そうなのかぁ〜と得心。なら自在に検索でき、こぴぺれれるようなソフトなりサイトなりがあれば、すげーイイジャンなんて思ってしまいます。そーいや、学生時代に佐々木高政氏の英作文の講義を受講し、これがめっさシビアで、(・∀・)イイ!!英語を書いた場合「最高の英語!!」って絶賛し、ダメポな場合は「最低の英語!!」と罵倒するような講義で、5月、6月、10月、11月の四ヶ月以外は授業しないわ、テキストのさまセットモームの英語に「サイテーの英語」と怒り狂い、添削して「最高の英語!!」とうっとりする、っつーか自画自賛の嵐っちうような、すさまじい講義で、しかもなるほどと思わせちゃうくらいの迫力で、馬路萌え萌えでしたが、この課題が安寿と厨子王を英語で要約するというので、思いついたのが「最高の英語!!」とゆった表現をつなぎ合わせること。そして、「最高の英語!!」で書かれた要約をだしたら大成功だったことを思い出しました。同じようにすれば論文も書けるかなぁ。ただ、今の若い人は、できるよねぇ・・・。うちの学生たちなんかも、けっこう話せて、書けるみたいだし。そのうち英語で講義しろみたいになるのかなぁ。そうなったら、書いて読み上げますかなぁ・・・。
 まあなんやかんやで、褒めちぎった推薦状かいて、ほっと一息。で、夕方気分転換に出かけ、パチンコやったら近来にない大損。普通の人なら卒倒するかもって金額。先日のもうけ分がすべてぶっ飛びましたね。トホホなき持ちで帰ってきて、日記を書いている次第。夜、吉祥寺駅の地下のちょっと高級な回転寿司食べようと思っていたんだけど、食欲もありません。やっぱ、サイバラはスゴイと思う。