チキンリアクション@まちゃまちゃ

 Qさま!!@テレビ朝日でございますが、10メートル高飛びにまちゃまちゃ水野裕子、さくらの三人が挑戦。女子プロレス仕様のまちゃ×2、スカイダイビング水野、そして青木さやかと水泳バウトしたさくら。いずれ劣らぬ強心臓っぽいわけだけど、こんなかで誰が一番チキンかというのをタイム計測、それがクイズになっちゃっていたりする。解答者はほとんどまちゃまちゃとする。つーかこの際そんなことはどうでもよく、問題は10メートルダイブ、とりわけチキンリアクションなのである。
 アンタッチャブルがチャチャ入れるのを、ごるぁああとか吠えまくり、高飛び込みの最上段に雄々しく立つまちゃまちゃ。「うりゃああ」「ごるぁああ」「笑ってンぢゃねぇよ、山崎ぃぃぃぃぃぃ!!」など気合い入れつつも、逡巡しまくる。高跳び台の上で腕組みをするまちゃまちゃ。その姿、まるでルーテーズか、バレンタイン監督かっつーかんじで笑える。そして、われを取り戻すように「よし!」と気合いを入れる。何度も何度も「よし!」と。まるで全共闘の団交みたい。「おいおいおい、ホントは女の子らしいとか、繊細とかイラネ〜ヨまちゃまちゃ」とつっこみを入れた人も多いでしょう。ビビリまくりついには房総弁でわけわかめなこといいだす。「そりゃああ、土地のことばもでるわな」。そんなに怖いのかと思うかも知れないですが、あれは怖いです。ボクは水泳部だったこともあり、まだ各地の市民プールに高飛び込み台があり、試合で行ったときに上まで昇ったことがあります。ものすごい高さですよ。
 チャブ「私はビビリですと言えばやめられます。でもみんなビビリと思いますよ。まちゃまちゃさんを」。まちゃまちゃ「ごるぁああ、そんな椰子は永久歯全部折ってやるよ」。ふたたび何度も「よーし!」と言い、そして無口になった。娑婆僧のまちゃさんは、なかなか飛び込めない。だめぢゃん。その点ジャニはすげかったよ。前にある番組で、同じようなのやっていて、ジャニの連中は速攻飛び込んでいた。しかもその番組の企画は幅跳び仕様でどこまで遠くに飛べるカッツーわけ、近藤真彦とか、助走してうりゃあああっって飛んでいたからね。まちゃまちゃはなかなか飛び込まないので、チャブは水着とかに注目し出す。「ぼでこんぢゃない」「そうっすね」みたいな。
 もう時計は30分をまわっている。でもって、40分39秒で突然飛び込んだ。がくがくぶるぶるしながら、とんだ眼であがってきたまちゃまちゃ。ちゃぶ「まぢやばいっすね。目が飛んでますよ。だいじょぶっすか?なんか土左衛門みたいっすよ」。まちゃまちゃ「おう、大丈夫だぜ。こちとらど根性芸人のまちゃさんだよ。なめてもらったら困るよ」。
 たいして水野裕子は余裕綽々。フォー!とかHG仕様の雄叫びをあげながら、準備体操。でもっていきなり飛び込んだ。1分50秒。やべー。いきなりだよ。この人は飛び込もうと思ったら、5秒以内でいけたと思う。たいしてさくらは、最初のリアクションはそこそこガチで、端っこのほうに立っている。それだけでもたいしたもの。ふつうの人ははいずらないと端まではいけない。最短で行くかなぁと思ったら、ちょっとしたタイミングを失い、あとはもうがくがくぶるぶる。「おかあさんに叱られる」。なんぢゃそりゃああ。山崎「飛び込めなかったらぼくと結婚ですよ」とトンデモナイ約束をしてしまう。気合いでさくらは、「おうよ!」とかゆってしまうも、「結婚はヤダ」とか口走っていやがる。
 なかなか飛び込まないので、チャブ「何が好きですか?」。さくら「焼き肉、カルビ」。柴田と山崎はカルビカルビイロハカルビとクネクネし出す。まるでシャレ山紀信状態。そして、ここからのかけ合いが面白かった。チャブ「あなたのお名前なんてぇの?♪」。さくら「アイドル、さくらと申します♪ 」。チャブ「あなたのお好きなものは何?♪」、さくら 「焼き肉、カルビでございます」。チャブ「飛び込み台の下はカルビだらけでございます♪」。さくら「そんな理由では飛び込めないでございます」。結局「焼き肉に連れて行ってくれるなら飛び込む」というわけわかめなことに」。そして馬路飛び込みやがった。

ザ・チーターの型

 このあと「ごろーずばぁ」を見た。稲垣メンバー次長課長友近森三中の大島などがつくりだすリアリティは、なかなか面白く忘れないかぎり見ている。今日のゲストは、子だくさん元アイドルの堀ちえみ森三中大島とどっちと不倫するみたいな質問を、それぞれのふるさとである大阪と栃木でやったわけだが、91対9で堀ちえみ圧勝。「大島キツイっしょ」と言った椰子がいて、大島はぶち切れておりました。次長課長井上のアホキャラはいよいよ明確になってきており、番組の終わりしな「部屋干しトップ」という村上ショージ以下的なべたなネタをふっていた。
 今週はザ・チーターがみられた。出演は、新喜劇のきむにぃ、シナショー,Uターン土田、森下千里などなど。答を知っている嘘つきチーターが、みんなを欺いているという状況下で、賞金のかかった鬼くそやさしい問題(100人に聞きました仕様でランキングをあてる問題)にパンピーはガチで、チーターは演技で答えて行く。SPY2/7との比較は二週間くらい前のエントリーでしている。かけひきという点で、わりとシンプルみたいなことをあのときは言ったが、あの段階ではまだはじまったばかりで、パターンがやってみなければわけわかめ状態だったことも補足したはず。今日みてみたら、見所、見方などが明確に示されていた。
 この番組の最大の特徴は、チーター疑惑の人物を追放する場合SPY2/7のようにディレーターがいるわけではなく、投票で決めるということだと思う。解答者が偶数人で、投票結果が同数の場合会場の投票で追放者を決める。これは最後までチーターが残り、最終決戦となった場合も同様。投票で決めるわけだ。最後に、きむとシナショー品川が残ったときに、みんなあっけにとられ、そして誰もが品川をあやしいと思った。決まりという感じすらした。きむは、「お前すごすぎ」とかゆって、サブイボまでたてている。シナショーはにやにやして、うそくせぇ。出演者はすべて品川があやしいと断言していた。そして会場の人が投票して、どっちがチーターかを予想するわけである。あたっている人が多い場合、手持ちの賞金は没収となる。
 投票が行われ、続いてまずチーターが発表された。チーターはきむで、一同びっくり。やべー。ロンブー「さぶいぼは?」、きむ「あんなもんいつでも出せルンヂャ」。まじやべー。そして投票結果を発表。場内は実はきむにだまされてはいなかった。会場は見破っていたわけだね。なんとなく面白さの一断面が提示されていたように思う。来週はメンバー取っ替えで、予告ではシナショー庄司が、誰か先輩芸人みたいな人に怒鳴りつけられていた。これは見ずにはおられまい。